金融素人がFP2級一発合格! おすすめテキストと問題集 勉強方法

こんにちは。みにまるです。

久しぶりにこのブログに記事を書きます。昨年9月から3級知識0の状態で勉強を始めて今年2022年1月23日のFP2級試験を受検し合格しました。なので2級FP技能士を名乗ることができます(FP技能士はは名称独占資格)。22年5月のFP1級学科試験も引き続き受検しました。1級学科試験も合格しました!(9割、183点/200点)

FP1級学科試験結果

今回はFP2級合格までに私が使ったテキストや問題集、勉強方法をまとめます。

私は金融機関勤めの経験はありません。個人事業主・経営者としての経理労務人事・補助金申請・確定申告・法人成りなどの経験はありますが、保険商品や金融商品は全く無知の金融素人です。

勉強開始した時点ではFP3級も取得しておらず、本当に知識0からのスタートでした。
(私はFP3級は1週間で勉強終わらせて9割過去問取れるようになりました。経理など実務経験があったので、3級試験はパスして2級から受検しました。)

このような金融素人でも3ヶ月(FP2級の勉強に充てた時間は実質2ヶ月)の勉強でFP2級に一発完全合格することができ、3級の勉強を始めて半年ほどで1級学科試験も合格レベル以上に問題解けるようになりました。

あくまでn=1の標本ですので、全ての人に当てはまるものではありません。その点ご留意の上ご参照ください。

またこの記事は安全圏の7〜8割以上得点を目指し「絶対に1発で最短合格する」という意志・覚悟のある方向けの勉強方法ご紹介となります。

なるべく楽をして6割ギリギリで受かりたいという方は対象にしていませんのでご了承ください。

FP2級取得を目指してこれから学習される方や、FP1級を目指してまずはFP2級を受検される方のご参考になれば幸いです。

目次

ファイナンシャル・プランニング技能検定の概要

ファイナンシャル・プランニング技能検定試験は金融財政事情研究会 (きんざい)と日本FP協会の2つの団体が運営実施している国家資格試験です。お金に関する幅広い知識をもって、個人の家計・ライフプランに関するアドバイスや事業者の資産設計・資金計画を提案する専門家です。

FP技能士やFP試験の概要についてはこちらのリンクをご参照ください。

https://www.jafp.or.jp/confer/fpsoudan/choose/performance.shtml

https://www.kinzai.or.jp/fp

私のFP2級学科試験/実技試験 得点結果

FP2級・3級受検生は「FP協会」か「きんざい」どちらを選ぶことになります。学科試験は両団体とも共通で、実技試験がそれぞれ団体別に別の問題になります。私は「きんざい 個人資産相談業務」の方を受検しました。

きんざいの合否通知書の得点結果では学科試験 56/60 実技試験 48/40でした。得点率合計94%でした。

正直満点狙っていたので自分としては不本意な点数。本番ではこんなものでしょう。かなり準備して仕上げて模試もほぼ満点でしたが、本番では狙った通りに満点は取れませんでした。特に午前中の学科試験(マークシート)の問題がほぼ知らない事項がちょこちょこ出てました。2級の試験なのに明らかに1級レベルの問題もありました。(これについては後述)

FP2級の難化傾向について

FP2級の学科試験の難易度は明らかに上がってきています。この難化傾向は2021年9月試験から始まっていました。2022年1月のFP2級試験の合格者、合格率は以下の通り。学科試験が9月と比べて-5.96ポイントも落ちいています。合格者数で言うと2922人減っています。

2021年9月FP2級合格率(きんざい)
2021年9月FP2級合格率(きんざい)

こういう聞くと、勉強しても受かるんだろうか?と不安になる方も多いと思います。大丈夫です。今までの合格者平均と同じくらいの量・質で勉強をしてきた人がいきなり傾向が変わって合格できないということはありません。若干難しめの問題がちらほら増えて、丸暗記であやふやに勉強してた人にはやや厳しい問題になっています。

合格するために必要なこと

オススメのテキスト問題集をご紹介する前に、まずは一番大事な合格するために必要なことを申し上げます。
一番大事なのは「絶対にこの試験に受かるぞ!!」と強く強く心に決めることです。覚悟を決めるとも言えます。

「合格したい」ではなく「必ず合格する」と断言して決めることです。決まっている未来の現実なのであとはその現実になるようやるべきことを実行するだけです。

FP2級は金融機関や保険会社にお勤めの方は仕事上の半強制で受けざるを得ない方も多いかと思いますが、何となく受けてみようかなという自己啓発的な理由で受検される方はそもそもモチベーションが揺らぎがちです。

FPなんて取っても無駄

というような雑念が聞こえてきたり、

FP2級合格には独学では難しい。〇〇予備校なら合格率〇〇%で〜

というような不確かな流言が聞こえて心が迷うことがあると思います。勉強を開始する前に情報収集して効率の良い学習方法を探すことは重要です。ただ一旦勉強を開始したら自分の決めた勉強スケジュール・勉強方法を信じてそのまま突き進みましょう。

勉強方法の良し悪し・合う合わないは人それぞれです。自分に合ったスタイルを見つければ良いのです。ただし最低限こなすべき学習量はありますのでそれを守った上で、自分に合うスタイルで勉強してください。

  • 「絶対にこの試験に受かるぞ!!」と強い決意を持つこと
  • 無理のない学習計画・スケジュールを立てること
  • 一旦学習を始めたら迷わずその勉強方法を信じること

FP2級対策おすすめテキスト/問題集

私は最初からFP2級対策本のレビュー記事を書く予定だったので検証のため無駄にたくさん買いました笑

普通はテキスト1冊・学科試験用問題集1冊・実技試験用問題集1冊で良いです。問題集は1冊で学科・実技試験カバーしているものもありますね。

どのテキスト・問題集を選ぶべきか

結論から言いますと、どのテキスト・問題集を選んでもきちんとやり込めば合格できます。このテキストだから落ちる・このテキストだから受かるという差はないです。書店でパラパラみて自分がやりやすそうな本を選べばOKです。
大事なのはテキスト・問題集を2〜3回以上やりこむことです。(人によっては2周で済む人もいますが基本的には3周以上をオススメします)

大前提:大手出版社のFP2級対策本ならどれでも必ず受かる。ただし2~3周以上完全にわかるまでやり込むこと。

私が使ったテキスト/問題集

まず母艦となるテキストは日経出版の王道テキストを選びました。

王道テキストの良いところ:「情報量が多い」ところです。試験に出るポイントが欄外の「ココが出る!」「間違いやすいポイント」がたくさん記述されており、試験の得点源になる情報が網羅的にまとまっています。

日経 FP2級 王道テキスト

試験問題というのは受検生を間違えさせてひっかけるためにあるので「間違いやすいポイント」や「複雑なところ」「覚えにくいところ」が出ます。誰でもわかる問題ばかりでは試験になりません。基本の大事な数字や制度の仕組みを理解した上で、よく出るところを集中的に学ぶことで効率的に点が稼げます。

併せてサブテキストとしてきんざい公式の「最短合格2級FP技能士」テキストも使いました。

きんざい最短合格2級FP技能士

きんざい最短合格の良いところ:試験運営大体公式テキスト。内容が信頼できる。必要十分な情報量。例題や実際の問題も豊富に載っている。
特に年金分野では丁寧に解説されており1級まで使える基本知識が学べる。

問題集は試験運営団体「きんざい」公式の精選問題集。また王道テキストとセットになる日経の「王道問題集」も合わせて買いました。

  • きんざい2級FP技能士学科精選問題集→学科試験のみ過去問または過去問の改題が載っています
  • きんざい2級FP技能士実技・個人資産相談業務精選問題集→きんざい実技試験を受けるなら実質これ1択
  • 日経FP2級王道問題集→オリジナル問題。学科試験問題に加えてFP協会向けの実技試験ときんざいの実技試験両方の対策問題が載っています

基本的にはテキストと問題集は同じ出版社の同じシリーズで揃えた方がいいです。たくさん問題のバリエーション解きたい場合は日経の問題集も追加でやってみると良いと思います。

私のように無駄に4冊も5冊も買う必要はありません。きんざい実技試験を受検されるならきんざいセットが一番おすすめです。特に実技試験対策はきんざい公式一択です。

結局どれがいいの?定番のみんほしは?

いわゆる「みんほし」とは TAC出版で滝澤 ななみさんが執筆されている「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級」のことです。

私はFP3級の勉強のときに「みんほし」を使って非常にわかりやすく勉強できたので、2級の勉強でも3級のみんほしテキストを随時参考にしました。

ゆるめのイラスト・字体でとっつきやすく、イメージで理解したいという方には「みんほし」オススメです。

図解も適切で合格に十分な内容となっています。ただし上に挙げたきんざい最短合格テキストよりはやや情報量カバー率が落ちるでしょう。

一方きんざい最短合格テキストは試験そのままの文章がたくさん出てきます。試験の公式元ネタ本?という感じです。きんざい独特の文章に慣れるにはきんざいセットのテキスト問題集がオススメです。

細かい文章を読むのが得意で「たくさん出題ポイントを把握したい」という方は日経の王道テキスト・王道問題集がオススメです。

最初に申し上げた通りどのテキスト問題集を選んでもきちんとやり込めば必ず合格できます。自分に合っている出版社のものを選びましょう。

YouTube・サイトアプリ

ほんださんFPのYouTubeチャンネル

テキスト問題集だけの紙ベースの勉強ではどうしても理解が足りなかったり、よくわからないところが出てきます。そうした時に助けてくれるのが有名なほんださんFPのYouTube動画です。

https://www.youtube.com/channel/UCBp751ECaWfrw_dZtdgZu1A

  • 丸暗記に頼らない「理解」を重視した解説
  • テキストと過去問の間をかみ砕いてつなげてくれる(テキストに書いていない重要なことを教えてくれる)
  • 3級2級の基本知識から1級につながる高度な知識・内容が学べる
  • 完全講義など分野別にシリーズでまとめっている
  • 合格後FPの知識を活用する方法を教えてくれる・考えさせてくれる
  • 勉強に行き詰まった疲れた時のモチベ上げ情報ネタ動画も

テキストで数字や単語ばかり詰め込んでいると頭が疲れてパンクしてきます笑 効率よく、また実際の実務や生活で使える「活きた知識」にメタモルフォーゼするにはほんださんの動画が助けになります。
ただし動画だけ見てわかった気にはならないでください。あくまで過去問演習・問題演習が自力で出来てこそ合格できます。

動画も絶対に全部見る必要はなくて、私も自分に必要そうな動画をピックアップして見ていました。

また注意点としては動画を見てあまり受動的になり過ぎないでください。勉強は基本主体的に自分の頭で考えて自分で工夫して理解してこそ身に付きます。ほんださんのわかりやい動画解説を主体的に自分で取り込んで自分でアウトプットできるようになってください。

FP2級ドットコム 過去問道場

FP2級ドットコム 過去問道場さんも有名なサイト・アプリですね。PCスマホタブレット複数の媒体で問題演習アプリで演習できます。

https://fp2-siken.com/

  • スキマ時間にコソ勉できる(トイレ・仕事の空き時間・通勤時間)
  • 2013年から全1740問を網羅。全選択肢に詳細な解説
  • 実践的に使える解法・図解が素晴らしい!
  • 完全法改正対応!!
  • ランキング機能でモチベアップ
  • 修正対応が速い

過去問道場さんの解説はほんとうっに素晴らしいです!私のFP知識のベースは大きく過去問道場さんに依存しています。

私のFP2級ドットコムの順位は現時点でこれくらい。(4ヶ月ほど放置)98%以上までやり込みました。ちなみにFP1級ドットコムでは「ランキング2位」までやり込みました笑

FP分野は毎年たくさん法改正があるのですが、その対応も迅速にされています。本当に尊敬しています。
過去問演習しても法改正で間違ったまま古い情報のまま覚えてしまうと大変危険です。法改正に対応した過去問道場で効率よくサクサク問題演習しましょう。

無料WEBテキスト「FP2級Wiki」

FP2級Wiki
FP2級Wiki 出先でも役立つWEBテキストサイト!
https://2.fpwiki.com/

無料WEBテキスト「FP2級Wiki」さんは「FP1級Wiki」も運営されている1級FP技能士の@FPwikicomさんが運営されているサイトです。

  • スマホ・タブレット・PCでどこでも見れる
  • 最新の法改正対応
  • 試験範囲を全カバー

テキストの堅苦しい文章に疲れた方には、「FP2級Wiki」のわかりやすい説明がきっとスッキリ頭に入ってきます。
情報更新も頻繁にされていて最新の法改正対応されていて内容が信頼できます。

こちらの「FP2級Wiki」さんもコソ勉のお供にぜひどうぞ。

具体的なオススメ勉強方法

王道の勉強方法しかありません。コスパ良く受かることは可能ですが、6割が合格ボーダーだからと言って最初から6割を目指して勉強しないほうがいいでしょう。何故なら6割ギリギリでは受検する回の難易度によってはあっさり落ちるからです。

2級の内容であれば2、3ヶ月きちんと地道に勉強すれば必ず8割以上9割以上も得点取れます。難化していても少なくとも7割は安定して得点取れます。

6割を目指して勉強してしまうとポロポロ連鎖的に穴ができ、結局5割も取れないという事態が起こり得ます。
一発で最短合格したいなら、7割できれば8割を目指して勉強しましょう。

基本の勉強方法(以下を3周以上する)

STEP
テキストを単元・分野毎に読み込む(1周目)

一つの単元のテキストをざっくり読み込む。わからないことを小さい付箋メモなどで取りながら読む。

STEP
すぐに対応する問題集・過去問演習をする(1周目)

実際の過去問でどのような出題があるかを把握する実際に解いてみる。わからなければ答えはすぐに見てもいいです。

STEP
もう一度テキストに戻ってわからなかったところを確認する

テキストに載っていない問題集の解説をテキストに書き込む。

STEP
YouTube動画やWebテキストの解説を見る

テキストや問題集でわかりにくいところ、意味不明なところに対応する動画解説を見る。

STEP
次の分野のテキストを単元・分野毎に読み込む(1周目)

以下3周〜5周目まで繰り返す。

テキスト問題演習を何周までするかですが、人によって必要な周回数は異なります。自分は2周で十分だという方もいらっしゃるでしょう。

・何のためにこの制度はあるのか背景を理解する
・計算問題は何のためにやっているのか考えながら解く(意味のない計算はない)
・自分事として身近な問題として考える(自分の年金や親の年金を試算してみる)
・問題を解く上でクライアント様の利益は何かを考える(実技試験)

FPは現実で生活し事業をする方のライフプランや事業上の相談に適切なアドバイス・提案をするお仕事です。
現実に即したリアルな内容なのでとても、身近な問題として捉えることができます。実際に目の前に困っている人がいると思って真剣に考えることがFP試験の勉強をする意義でもあります。

リアルな自分事として自分のライフプランニングにも役立ちます。FP知識を立体的に活用できる勉強は楽しいです。
勉強は楽しくないと続けられないというのが私の実感です。考えることを楽しみながら勉強したいですね。

直前期の勉強方法

STEP
模擬試験(TACあてる予想模試・きんざい模試)や過去問を時間を測って解く

本番と同じ時間もしくはそれより短い時間で解く。

STEP
苦手分野を把握し必要な分野は基本のテキスト→問題演習に戻って底上げ復習する

苦手補強には動画やサイトアプリも活用してください。

STEP
模試・過去問を再度解く

TACあてる予想模試は2回以上解いて、満点取れるまでやり込みましょう。

直前期は本番と同じ形式で全分野通して演習することをおすすめします。一気に全分野やると個別に各分野演習ではできていたはずの問題が分野横断で混乱して間違えることがあります。そうした時はほんださんの横断学習動画を是非活用してみてください。

FPは範囲が広いので似たような話が各分野にたくさん出てきて、あっちいったりこっちいったり混乱しがちです。
動画をみながら自分で自分が覚えやすいようにノートにまとめたりするのもオススメです。

以上が私が個人的にオススメするFP2級合格のためのテキスト・問題集と勉強方法です。勉強方法は人それぞれ自由なのでここは良いなと思ったところを取捨選択して取り入れていってもらうのが良いと思います。

偉そうに書いていますが、まだまだ私も勉強不足で今後一生勉強継続が必要だなと感じています。

この記事を読んでくださった方が、FP2級最短合格目指して是非「自分の頭で考えながら」楽しく勉強されることを願っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次