【金融素人でもOK !】FP1級学科試験1発合格!勉強時間や勉強方法など試験を受けた感想です。

こんにちは。みにまるです。

Web制作のネタはそっちのけでFPのことばかり書いていますが、今自分の関心のあることを書くのがこのブログのテーマなので、ご興味のある方はお読みいただければ幸いです。

先月の2022年5月22日の「金融財政事情研究会」実施のFP1級学科試験の合格発表が本日6月29日ありました。無事学科試験合格できました〜💮 合否結果はWebで確認できます。https://www.kinzai.or.jp/info/20220629.html

得点結果はまだ届いていませんが、自己採点では基礎編90/100 応用編 96/100(ほんださん予想配点より)合計186/200 でした。普段の模試の結果との比較はTwitterのモーメントをご参照いただくとして、ほぼ普段通りの狙っていた9割以上の得点を取れて満足しています。

私は田舎の中小企業のしがない役員(経営者)で、金融機関や保険会社などFPに関連する実務経験がない金融素人です。金融機関勤めじゃなくてもFP3級の勉強から始めて最短ルートできんざいFP1級学科試験合格出来たことは嬉しく思います。同じような非金融機関勤めの受検生の方の応援になれば幸いです。

この記事ではあくまで私の場合のケースであって、「n=1」の勉強方法と結果を書いています。100%の再現性があるわけではなくて、これから受検する方にとって参考になる部分とならない部分があります。ご了承くださいませ。

目次

得点結果と自己採点との比較

合否通知書(成績表)が届きました。自己採点では186点(基礎編90点)で実際には−3点の183点でした。恐らく不動産で間違えた穴埋めが配点2点と3点だと推測されます。計算問題ではない穴埋めでこの配点は意図的なものでしょう。

分野別の得点比較

分野別の得点結果を比較すると自己採点と実際の得点のズレはD.不動産でのみ起きています。他の合格者の方の結果ともすり合わせると不動産の問61-②(400%)が2点、問61-③(ロ)が3点の配点ではないかと思われます。

どうやって勉強した?勉強時間は?

勉強期間・勉強時間

勉強開始期間は1月24日、FP2級の試験直後です。ただしそれ以前から2級の勉強と並行して1級の問題集やテキストも一部前倒しでやっていました(2級の被る内容の分野の合トレ・精選問題集の1〜2周ほど)

FP1級対策の勉強期間は2月〜5月のだいたい4ヶ月ほどです。ただ上述のようにかなり早めに1級の内容も齧っていたので実際には5ヶ月間くらいですね。

2021年9月FP3級勉強開始(1週間)→FP2級勉強開始(9月〜1月)→FP1級勉強開始(1月後半〜5月22日まで)

このようなスケジュールで勉強を進めました。結果的に狙った通りの最短ルートを取ることが出来ました。

勉強時間はあまりちゃんと測っていないのでわかりませんが、多分1級の勉強時間は400~500時間くらいだと思います。1ヶ月100時間はやってたと思います。もっとあるかもしれませんが集中できていたのは実質これくらいでしょう。

使用した教材・勉強方法

使用したテキストの詳細は以下の記事をご参照ください。

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【テキスト】
きんざいFP1級合格ターゲット・きんざいFP1級教本分冊(ライフ・金融・タックス・不動産・相続)・FP1級Wiki
【問題集】
きんざい精選問題集・TAC合格トレーニング・過去問道場
【模試】
TACあてる予想模試(1月版・5月版)きんざい直前セミナー模試
【YouTube】
ほんださん@東大式FPチャンネル・せいのさん・内山先生・その他税理士さん社労士さん動画多数

Webで無料で勉強できるFP1級対策のまとめはこちらのページをご参照ください。

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私がFP1級学科試験に向けてやった勉強は以下の通りです。

  • 勉強開始までは徹底的に勉強法や合格体験記を調べて情報収集した(ただし勉強開始後はあまり調べない迷わない)
  • 3月末までに合トレ・精選問題集の周回を4周した
  • テキストの例題を2〜5周解いた
  • 4月後〜5月は模擬試験形式で本番と同じように過去問を印刷して解いた(応用編2009年から2022年まで 基礎編は過去問道場にある分)
  • 過去問道場を4千問以上解いて正答率を98%以上にした(直近1ヶ月の正答率)
  • 初見の模擬試験で9割以上安定して取れるようにした

私の勉強の進捗はTwitterのモーメントにまとめています。

FP2級合格後のFP1級学科試験勉強の進捗@みにまる:https://twitter.com/i/events/1540176068820467712

私は絶対に1回で受かりたかったので過剰なくらい勉強しました。量としてはこんなにやらなくていいと思います。 なぜ1発合格にこだわったのかと言うと「ブログ記事で書きたい」というネタ目的もありましたが💦試験問題の内容的に長期間勉強するのは辛く、記憶をキープするのが難しい内容だと判断したためです。

FP1級学科試験の特徴としては「重箱の隅問題」が多いという点が挙げられます。かなり細かい数字や深掘りした内容を広範囲で覚えていなければいけません。しかも他の士業資格のような高度な専門性や独占業務がないにもかかわらず細かーい内容を覚えないければいけないのは理不尽です。本来FPというのは「幅広く浅い知識」が求められるはずです。FPは幅広く各専門家に橋渡しができる案内人ような役割であって、きんざい学科試験のような細かい数字は資料として調べれば事足りるはずです。それなのにFPの役割を大きく逸脱した専門的な細かい知識が問われる。

応用編のような説例に合わせた問題解決力や計算力、基本的な制度の理解・知識は確かにFP実務上も必要だと思いますが、基礎編の細かさは試験対策として割り切って、短期間で詰め込んで逃げ切る戦略が必要だと思いました。長期戦になるほど記憶の維持のコストが重くなります。

お仕事や家事育児のご都合によると思いますが、3ヶ月から半年くらいを目安に勉強期間は設定されるのがコストパフォーマンス良いかと思います。

学科試験合格の決め手となったのは?

これは間違いなく過去問道場」様のおかげです!!通常6割取れれば安泰と言われている基礎編で9割取れたのは確実に過去問道場様で徹底的に基礎編対策をしたおかげです。過去問道場様の解説がなければ5月試験でも解けなかった問題がたくさんありました。

https://twitter.com/kakomon_doujou/status/1529051811084386304?s=20&t=Dp86X-J23wSZEHdGZewk3w

基礎編だけじゃありません。過去問道場の全選択肢の詳細な解説は応用編にも活きるエッセンスが詰まっています。

5月試験の応用編で言えばタックスの問題《問59》の雑所得の問題など。一見簡単そうには見えます。でも初見でどれだけの人が完問できたでしょうか?

ほんださんのYouTubeチャンネルの解説動画で「丸暗記ではなく理解を重視した」学習をしたことも大きいと思います。
テキスト問題集だけでは解説が不足しています。テキスト問題集と本番試験で正解できる力をつなぐ「理解」が重要になってきます。ただ、私は全講義は見ていません。自分に必要そうな動画だけピックアップして繰り返し視聴しました。

ほんださんのYouTubeチャンネルでは合格者アンケート結果など豊富なデータに基づいた試験の分析があり、情報収集の面でも助かりました。

あとは「現状の自分の得点結果を重視した対策」をしました。模擬試験では9割以上取れるように勉強しました。TACのあてる予想模試は本番試験よりやや簡単です。きんざいの模擬試験はやや難しい印象です。(基礎編に限り)

また2級までの内容や基礎的な知識・1級過去問にあまり出題頻度がない論点もカバーしたことは結果的に良かったと思います。5月試験では2級でよく出題されているが1級ではあまり出ていなかった論点が出題されました。この傾向は9月試験や1月試験でもあったので私はあまり過去問だけを重視はしませんでした。

  • 絶対に1発で合格すると覚悟を決めた(プライベートは捨てました)
  • 過去問道場を徹底した 全選択肢の解答根拠を明確に把握した(横に解くノートの作成)
  • 苦手なところをまとめたミスノートの活用(きれいなノートは作らない)
  • YouTubeなどで理解を深めた
  • 模擬試験で自分の苦手分野、得点力を把握した(問題は解きっぱなしにしない満点取れるまで復習する・繰り返し解く)
  • 2級までの知識やテキストの例題を重視した
  • 受け身ではなく自分の頭で考えることを重視した

難易度にかかわらずどの回でも確実に合格するために(得点調整対策)

22年1月のFP1級学科試験は応用編が超難化したため、近年では最低の合格率となりました。ただし部分点が緩めに加点されていたということがほんださんの実施されたアンケート結果からわかっています。これは一律に全員に加点されたのではなく、例年の標準問題に対応できるような解答をされた方には答えの数字が間違っていても部分点が加点されていました。つまり例年通りの標準問題であれば受かっていた方は合格しやすくなっていたようです。(ただしこれは問題との相性や運もあります)超難回の22年1月学科試験に合格された皆様は本当に実力のあるすごい先輩方だと尊敬しています。

また反対に21年9月試験では自己採点で120点台後半の方が実際には120点であったりと厳しい採点+傾斜配点がなされていました(実際に自己採点から-9点された合格者の方がいらっしゃいます)。

このようにFP1級学科試験は120/200という合格ボーダーが指定されている絶対評価でありながらも実際には相対評価のような採点調整がされている実態が見え隠れします。

この噂はあれこれ言われましたが、実際多くの人の自己採点と得点結果が乖離している以上、なんらかの調整が行われているのは間違いないと思います。ただ恣意的に加点減点しているのではなく、一定の採点基準に基づいた調整だと思われます。またその調整も大幅なものではなく、-2から-7点程度の範囲内に収まっています。

難易度が高い回→採点は緩め 部分点加算がある
難易度が標準的な回→採点が厳しめ 計算過程の部分点加点がほぼない 正答率の高低による配点傾斜が若干ある

という予想がされます。(あくまで私個人の考えです。)

本来は絶対評価の検定試験なのに不透明な得点調整は理不尽です…しかしながら応用編は元々配点非非公開。受検生は文句言えません。現状に合わせた現実的な対策をすべきです。

私の考える現実的な安全な対策はこれです。難易度は回によって必ずブレます。難易度にかかわらず確実に合格するためには余裕を持った目標点を立てることが必要だと考えます。

  • 上位5%に入れば確実に合格できる(過去問道場の順位などを目安に)
  • 最初から6割ギリギリを目指さない
  • 模擬試験・初見過去問で140点以上を目指す
  • 基礎編で6割以上を取る戦略

22年5月試験の合格率と結果分析 簡単そうで簡単でない良問

22年5月試験は標準的な問題が目立ったことから、合格率はかなり高くなるのではないかと噂されていました。Twitterでは25%近くになるのではという話も。

実際にはなんと合格率9.39%でした。予想に反して10%を切っています。

https://www.kinzai.or.jp/fp/news-fp/36255.html

ただTwitterの自己採点報告では合格者に分布が偏っています。私もそうですが、みんな自信がある人が報告してますからね笑 簡単そうに見える問題でも実際には難しかった、得点分布は二極化してる可能性があります。

肌感ですが、22年5月試験は「直近の過去問リベンジ重視+新傾向(過去問にない基本ができているか)」を問う問題だったと思います。あの手この手で標準的でありながらも、差がつく問題を作っている良問だったと思います。1月試験と比べると簡単そうにみえますが、実際には簡単だとは思いません。簡単だと切り捨てる方は本当に全問パーフェクトに答えられますか?と言いたいです。

問題集5周=確実合格の等式が十分条件ではなくなってきた気がします。実際問題集2周でも高得点取っている方はいます。ただ確実言えるのは直前期に模擬試験や過去問などで安定して140点以上取れている方は受かっているという事実です。

急に本番だけ点が取れたりすることは滅多にありませんし、急に本番だけできなくなることもありません。

模擬試験の役割は予想問題として当たるかどうかはどうでも良いのです。直前期に「総合的に何点取れるか、苦手分野はどこか」自分のその時点での実力を把握すし、対策を取るための道具が模試です。現実の結果から逃げずに対策を取ることが大事だと思います。厳しいことを言えば得点という結果が全て。(合格のための割り切りです)

以上は個人の感想です 努力と環境について

以上私の個人的な感想でした。これが全ての受検生に当てはまる訳ではありません。もっとコスパのいい効率的な勉強法もあると思います。ただ私は勉強するからには極めたかった、自分がどこまでできるか試してみたかったので全力でやれば何点取れるのかという実験をしました。

年齢的(40直前のアラフォーです)にも脳の衰えが不安でボケ防止の意味もあったのです笑 でも結果的に若い頃とそれほど能力や記憶力は衰えていないと感じました。体力の衰えは大きく感じましたが元々私は身体が弱いので、気力とモチベーションが持てばなんとかなると思ってました。強く強く本当に望んだことはそれをかなえるための方法を実践すればかなりの確率で実現できます。 ただし努力するには運と環境が物を言います。

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私は家族や仕事の面で束縛が少なく、かなり恵まれた環境でした。またFP1級試験の内容は自分には向いていて苦痛なくスラスラと解けた問題が多く楽しく勉強が続けられました。
私の苦手な単純暗記を問うだけの知識問題だけの試験であれば興味やモチベーションが続かなかったでしょう。

お仕事や家事や育児に忙しく勉強に時間が取れなかったり、家族が試験勉強ばかりしているのに反対する好い顔をしないご家庭もあるでしょう。世の中、自分の努力だけではどうにもならないことがあります。なのでまずは環境を整える方向へ努力する必要があります。これはすでに環境に恵まれている人はしなくてよい努力です。人によって必要とされる努力とハードルが異なるのです。単純に比較はできません。

ただ、本当に望んでいるならあらゆる万難を排して、努力する価値のある試験だと思います。

FP資格はスタート地点

FPの資格はあくまで検定試験の資格であり、合格しても独占業務はありません。FP1級の問題の質と内容は事業者の経営や個人の生活にリアルに活きるエッセンスが詰まった試験だと感じました。よく役に立たない資格だと言われますが、FPの価値は試験勉強を通して得られる知識にあります。その知識を客観的に証明してくれるFP1級はファイナンシャルプランナーとして最高峰のステータスを誇る資格です。

実技試験のFP技能検定試験委員も担当されている清水明夫先生がスペースでも仰ってました。

“みなさん、FP1級の勉強していることを誇りに思って勉強してください。”

きんざいは1級FP技能士のブランドを高めようと、価値を高めようという意思をもって問題を作っていると考えられます。

FP1級の資格を取ってその高い知識を維持して勉強を続けていく。あくまでFPの資格はスタート地点だと私は考えます。

私も実技試験に向けて勉強を開始します。誇りを持って楽しみながら勉強していきましょう。どこまでも笑

以上、個人の試験に対する感想でした。少しでも今後勉強される方のお役に立ちましたら幸いです。

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