2018/12/6ついにWordPress 5.0がリリースされました。
WordPress 5.0では新エディターGutenbergが標準エディターになるという大幅な変更があります。
まだGutenbergの準備が出来ていない、新しいエディターの使い方に不安がある場合は「Classic Editor」プラグイン
のインストール有効化をおすすめします。これで旧エディターが今までどおり使えます。
Classic Editorのサポートは2021年末まで-Capital P
但し旧エディターのサポートは2021年末までだそうなので、いずれどこかのタイミングで新エディターに切り替えることになると思います。
なるべく早く慣れておいた方が個人的にはおすすめです。
WordPress 5.0 へのメジャーアップデートについて
特に今のところWordPress 5.0 へアップデートしても大きな混乱は無いようですが、とりあえず様子見して5.0.1のマイナーアップデートまで待っても問題ないと思います。(4.9.8に重大な脆弱性が見つかれば話は別ですが)
WordPressのデフォルトでは、メジャーアップデートの自動更新は無効になっています。
急いでアップデートしなくても(おそらく)問題ないでしょう。(WordPressの脆弱性のニュースには気をつけて下さい。)
最新版メジャーアップデートは安全とは言い切れない問題がはらんでいる
https://blog.thingslabo.com/archives/wp-auto-updater.html
Gutenberg対応のテーマ
今のところ、Gutenbergに完璧に対応しているテーマはあまりないと思いますが、いくつか対応している有料テーマもあります。ここでご紹介するのは「テーマの機能をGutenbergで有効に活用できる」テーマです。
Sangoもver1.6からGutenbergに対応済みで導入しても問題ありません。このブログもSANGOでGutenbergエディターで書いています。

(ロリポップのWAF有効環境化ではGutenbergに/* コメント */を書くと403エラーになる不具合があるようですが、SiteGuard WP Pluginの「WAFチューニングサポート」でシグネチャ追加で対応できました。)

Snow Monkey
Snow Monkeyは現在日本で一番Gutenbergに対応しているWordPressテーマではないでしょうか。
参考 100% GPL の有料 WordPress テーマ Snow Monkey の Gutenberg 対応状況(v4.2.6 現在)Snow MonkeySnow Monkeyでは記事の表示とGutenbergエディター画面で見出しやリスト、画像など各要素のデザインが同じになるよう調整されています。他のテーマだと見出しのフォントが明朝体になっていたりします。
Gutenberg用の拡張プラグインを公式プラグインとしてリリース
作者のキタジマさんの開発されたSnow Monkey Blocks という、Gutenberg に便利なカスタムブロックを追加する Snow Monkey 用のプラグイン(アドオン)は現在公式プラグインとしてリリースされています。記事執筆に便利なカスタムブロックが使用できるようになります。
Snow Monkeyと併せて使うのがおすすめですが、その他のテーマでも使えます。(一部利用制限あり)

LIQUID PRESS
LIQUID PRESSさんのテーマもGutenbergに対応しています。
LIQUID PRESS シリーズテーマでは、Gutenbergの検証を行っております。
Gutenbergの便利な使い方とテーマ対応状況- LIQUID PRESS
またLIQUID PRESSさんでは新サービスがリリースされました。「買い切り型」商品のご提供に加え、 「サブスクリプション(月額制)」プランが提供されています。
- LIQUID PRESSのテーマ・プラグイン全商品使い放題
- プロフェッショナルサポート
- メンバー専用ページ
- サービス開始キャンペーン-【限定】先着10名様に、Amazonギフト券1,000円分をプレゼント
LIQUID PRESSのサブスクリプションプランではテーマ・プラグインが使い放題、無期限サポート対応など充実した内容となっています。
2018年11月1日から12月31日まで先着10名のサブスクリプションプラン新規登録の方にAmazonギフト券1,000円分をプレゼントするキャンペーンがあるそうです。
WordPress 5.0 対応予定および新サービスのお知らせ- LIQUID PRESS
Cocoon
無料のWordPressテーマ「Cocoon」もGutenbergに対応しています。1.0.8からGutenbergエディターにテーマスタイルが反映されるようになっています。
参考 Cocoon 1.0.8公開。GutenbergにCSS適用。商品リンクに「キャッシュ削除」が表示されていた不具合修正。CocoonNishiki
WordPress 公式テーマ Nishikiも1.0.6 からGutenbergに対応しています。
「フキダシ」「フレーム」「セクション」などのブロックが追加できる「Nishiki Blocks」プラグインが用意されています。開発・更新も活発にされWordPress最新版への対応も迅速なテーマです。
参考 WordPress 公式テーマ Nishiki のビジュアルエディターを Gutenberg に一部対応しましたサポトピアSANGO

SANGOもver1.6からGutenbergに対応しています。
SANGOのオリジナルスタイルの見出しやボックスを追加できる「SANGO Gutenbergプラグイン」が用意されGutenbergでの編集が便利になりました。
今後も開発を続けられるそうで、ますますGutenbergが使いやすくなりそうです。



以上Gutenberg対応のおすすめテーマをまとめてみました。ここで書いた内容はあくまで2018/12の段階でのものです。今後は対応するテーマも増えてくると思いますので、また情報を追記したいと思います。
Gutenberg使用で注意が必要なテーマ
追記:Gutenbergを使う際に2018年以前にリリースされた有料テーマは一部注意が要るものもあります。
例えば有料テーマJINではGutenbergのクラシックブロックでもAddQuickTagが使えません。
他の主要な有料テーマ(公式無料テーマはもちろん対応しています)ではクラシックブロックでAddQuickTagが使えますが、JINのみ使えないという状況のようです(2019/5/26時点)
以下、私が上の方法で試して「AddQuicktag」の窓が出たテーマ、出てこなかったテーマです。
ちゃんと出ました
affinger5(アフィンガー5)
swallow(スワロー)
sango(サンゴ)
THE THOR(トール)
simplicity
stinger plus2
xeory
出なかった…
JIN
WordPress新エディター「Gutenberg」でのAddQuicktagの使い方
何かテーマ内で干渉を起こしていると考えられます。JIN側が対応するまではAddQuickTagを使いたい場合、JINでは旧エディターにせざるを得ません。
JINユーザーの方は不具合報告を作者さんに送り、今後の対応を待ちましょう。
AddQuickTag以外の機能ではJINもGutenbergに対応してきています。普通に使う分には支障はないでしょう。
またAffinger(Wing)もGutenberg非推奨のようです。
当サイトの商品は原則としてGutenberg非対応として「Classic Editor」をインストール及び有効化を必須としておりますが、現時点では「Gutenberg」を使用しても重大な不具合などは確認しておりません。
https://on-store.net/gutenberg/
※Gutenbergのご利用は自己責任にてお願いしております
こちらも特に支障はないようですので、Gutenbergを使っても問題ないと思われます。今後標準エディターへの積極的な対応をされていくかどうかは現時点ではわかりません。